旅行業務取扱管理者

【独学】旅行業務取扱管理者の旅行業法の覚え方!テキストと勉強方法

旅行業法 独学

こんにちは!

今回は旅行業務取扱管理者の取得を独学で目指すあなたに、実際に独学で国内・総合W受験をする僕がやっている「旅行業法」の勉強方法、そしてオススメのテキストを紹介します。

旅行業務取扱管理者の試験を受けるうえで旅行業法や約款、JRの運賃計算など様々な科目を勉強する必要がありますが、今回はそんな中でも初めの大問を構成しているを取り上げています。

旅行業法という名前の通り「法律」に関する内容なので、なかなか頭に入ってこないという方も多いかと思います。

僕は2021年度の「国内旅行業務取扱管理者」を独学で勉強し受験しましたが、自己採点では旅行業法の分野は「100点中92点」でした。

そんな僕の勉強法を皆さんに紹介できたらと思います!

もし旅行業務取扱管理者についてまだあまり知らないという方は以下の記事で資格の概要について貝瀬悦しているので、こちらも併せてご覧ください(^.^)

この記事はこんな人にオススメ!

・旅行業法の勉強方法がわからない

・旅行業法を勉強したいのでオススメのテキストを知りたい

旅行業法とは

旅行業法

そもそも旅行業法とはどういった科目なのか、最初に改めて確認しておきましょう。

旅行業法というのは「旅行に関わる事業者を規制する法律」のことを指しています。

出題内容は国内・総合いずれの場合も、旅行業の分類や禁止事項、広告や契約についてなど旅行業を行う上で基本となることに関してです。

ただ単語を覚えるだけでなく、書類や申請の手続きに必要な期間や資産なども細かく聞かれるという点が重要です。

国内なら3つ、総合なら4つある大問のうちの一つはこの旅行業法で構成されているため確実に勉強をしなければなりません。

実際に旅行業務取扱管理者は合格ラインが各項目で6割以上の得点となっているため、この科目を捨てるという選択肢はあり得ません。

逆にいえば旅行業法を攻略してしまえば、合格に大きく近づくというわけです。

それでは実際の勉強方法について解説していきます!

【2023年最新】旅行業法の勉強方法

勉強方法

それでは実際にどのように勉強して行けばよいのかを説明していきます。

まずは全体の把握

まず最初にやるべきことは、どのようなことを覚える必要があり、どのくらい覚えることがあるのかを把握することです。

ただでさえ普通の人は法律を詳しく勉強することは少ないうえに、旅行業法といわれてもどのような規則があるのか想像がつかない人も多いでしょう。

なのでまずは自分がこれからどのようなことを勉強していくのを理解することが大切です。

これは旅行業法だけでなく約款や旅行実務に関しても同じことがいえるでしょう。

そこで使うべき参考書、テキストに関しては後述しますのでそちらをご覧ください!

過去問を解いてみる

「え!もう過去問をやるの?」

と思った方も多いでしょう。

ですが旅行業法の分野は「毎年似たような問題が出る」という特徴があります。

なので参考書とずっと向き合うのではなく、とにかく実践的なことをして問題のパターンを覚えていくことが大切です。

もちろん参考書に目を通し、その流れで過去問をやってみたらいきなり満点!なんてことはまずありません。

たくさん間違えるし、悩むでしょう。

その中でもそれを放置せず、全ての問題を復習し繰り返し反復することで自然と問題が解けるようになっていきます。

正直参考書を読んで、ノートをまとめて、それを読み込んで。。。という勉強法は効率が悪いと感じます。

毎年問題が似ているのならば、その問題を実際にこなしていくことが最も効率が良いと考えています。

そして、ここで問題になってくるのが「過去問には解説などがついていない」という点です。

過去問は旅行業協会のHPかた過去5年分はダウンロードすることができますが、回答があるだけで解説はありません。

そこでテキストが必要になってきます。

というわけで続いては僕が実際に使用していた参考書、テキストを紹介していきます。

旅行業法を勉強するために必要な参考書・テキスト

参考書 テキスト

それでは実際に僕が独学の際に使用してきた参考書、またおすすめのものを紹介していきたいと思います。

ユーキャンの旅行業務取扱管理者 速習レッスン 国内総合

まず始めに紹介するのは「ユーキャンの旅行業務取扱管理者 速習レッスン」です。

こちらは旅行業法だけでなく約款や観光資源などについてもまとめられている、いわゆる教科書的なものだと思ってもらえると良いと思います。

ページ数も700ページ近くとかなりの情報が載っており、独学をしていくうえでは必須といえるテキストです。

イラストや例を挙げての説明も多いため、イメージが非常につきやすいです。

独学で取得を目指している方は必ずこれは購入するべきだと思います!

旅行業務取扱管理者試験 標準テキスト 2,旅行業法・約款

続いて紹介するのは、資格の大原が出版している「旅行業務取扱管理者試験 標準テキスト」の「旅行業法・約款」編です。

こちらは分野ごとにテキストがわかれており、今回紹介しているのはその中でも旅行業法・約款編のものです。

先ほど紹介した「速習レッスン」に加えて、より詳しく解説が書いてあるこちらを使用することで少しの漏れもなく重要事項をおさえていくことができます。

メインは「速習レッスン」を使い、悩むところやわからないところをこのテキストで補填していくというイメージをしてもらえると良いかと思います。

苦手を少しでも減らしていくにはこちらも持っておくと良いでしょう。

旅行業務取扱管理者試験 標準テキスト 2,旅行業法・約款

続いて紹介するのは先ほど紹介した標準テキストの問題集バージョンです。

こちらは先ほどのテキストとセットで使うことをおすすめします。

後に過去問題集もいくつか紹介しますが、このテキストは過去問だけではなく「資格の大原」が作成した予想問題や練習問題が多く含まれているため、より多様な問題に触れることができます。

資格のプロが作っているということもあって、これを完璧にこなせるようになれば国内・総合どちらも合格間違いなし!

ユーキャンの旅行業務取扱管理者 過去問題集

続いて紹介するのは「ユーキャンの旅行業務取扱管理者 過去問題集」です。

最初に紹介した速習レッスンとセットで購入してみても良いかもしれません。

このテキストは過去問がひたすら載っている、というわけではなく分野別に過去問や予想問題などがまとめられているため苦手な部分を中心に勉強したりすることが可能です

またすべての問題に対して解説がついているため、自分の中での疑問がすぐに解消されます。

ですが先ほども言ったように、過去問がとにかくまとめられているというわけではないという点はご注意ください!

TAC出版 国内・総合旅行業務取扱管理者 過去問題集

最後に紹介するのは「TAC出版 国内・総合旅行業務取扱管理者 過去問題集」です。

こちらは先ほど紹介したユーキャンのテキストとは違い、とにかく過去問が年度ごとにまとめられており、それぞれに解説がついているという感じです。

ジャンル別に解いていきたいか、年度別に実際の試験を想定して解いていきたいかで使い分けてみると良いと思います。

TACも資格取得のプロが解説を書いているため、非常にわかりやすいものとなっています。

どのぐらいの時間勉強するべきなのか

勉強時間

さてここまで読んでいただいたら、どのように勉強していけばいいのかがだいたいつかめたかと思います。

あとはどのような時間配分でこれらをこなしていくかということです。

そもそも旅行業務取扱管理者を独学で取得する場合、国内なら130~180時間、総合なら230~280時間程度といわれています。

実際に僕が勉強してみて、最も勉強時間を割かなければならない単元は「旅行実務」だと思います。

なので旅行業法と約款がある程度最初にパターンをつかんで、確実に6割以上得点できるようにしていくべきだと思います。

それを踏まえるとあまり旅行業法に多くの時間はさけないので、およそ「30時間」ほどで攻略できるとベストだと思います。

実際僕も旅行業法は早いうちにある程度解けるようにして、旅行実務に時間を費やしました。

あくまで僕の体感ではありますが、参考にしていただければ幸いです!

さいごに

今回は旅行業務取扱管理者試験の中でも「旅行業法」の独学での勉強方法について書いていきました。

何度も言うようですが、旅行業法は試験合格には欠かせない単元です。

うまく勉強時間を確保して少しでも苦手意識をなくしていきましょう。

今回は旅行業法に特化した参考書を紹介しましたが、以下の記事では「約款」、「観光資源」についての詳しい勉強方法やテキスト、また旅行業務取扱管理者の独学にオススメの参考書を一通り紹介しています。こちらもぜひご覧ください!

ここまで読んでいただきありがとうございました!